VirtualBox上にAndroid-x86 (2.2)をインストールして使ってみた
Android(上で動くAndroidマーケットアプリ)でルーチンワークをやらせておきたいこともあって、x86版でやれば自動化できるんじゃないかと期待してやってみた。
インストール作業はすごく簡単。Android-x86プロジェクトのダウンロードページのStableReleaseのandroid-x86-2.2-generic.isoをダウンロードして、VirtualBoxの仮想マシンとして通常通りインストールすればいい。選ぶべきOSはLinux、OSの種類?はLinux 2.6 (64bitがついていないほう、つまり32bit)。仮想ハードディスクは可変サイズで4GB。使用メモリは256MB。VirtualBoxのホストOSが動いている環境がその程度のスペックだから低めに設定したけど、余裕で動く。もっと下げても動くでしょう。ちなみにインストール終了後リブート直前にSDカードを作成するか訊かれる(オプション)ので、8MBのSDカードを作っておいた。単なる/sddataのディレクトリでしょう。VirtualBoxのマウスの設定を一ヶ所変更しないといけません。
がっかりしたのはAndroidマーケットにアクセスして通常のAndroid端末と同じようにアプリをインストールすることができないということ。正規Android端末にしかGoogle AndroidマーケットへのアクセスができないっぽくAndAppStoreという亜流?のマーケットに接続させられる。The AndAppStore Clientっていうのがデフォルトで入ってて、そこからマーケットにアクセスしようとすれば当たり前なんでしょうが。
ここのマーケットのランキングでは、一位がそのクライアント。二位にAngry Birds (by Rovio)が来ているんだけど、x86 (2.2)の環境ではインストールに必ず失敗するみたい。仮想のSDカードの量が8MBと少なすぎたのかな?
そんな感じで当初のアプリが動かせそうになかったので、当初の目的は諦めてしまい、しばらく放置することになりそう。
というワケで得られた環境のスクリーンショットはこんな感じ。
GO Launcher EXくらいは入れてみたかったけど、上述のマーケットではパッケージが見つからず、、、残念。