LPガスでのお風呂のコスト
プロパンガス(LPガス)は高い。と、されている。
したがって、その高いガスで沸かしたお風呂は高いということになる。それを実際に計算している人を見つけた。
風呂用の光熱費について
暖房に使うエネルギーについて
LPガスになったので、ガス代が高くてしょうがない。ひょっとしたら銭湯行った方が 安いんじゃないか、と疑うあなたに(え?自分だろって?w)新セクションを設けます。
風呂の水量は、いろいろあるようですが少な目の200Lとしましょう。200Lの水の温度を1度あげるのに必要なエネルギーは200x1000x1 [cal] = 833 [kJ]です。でも浴槽や 配管もあたためる必要があるので、ここは分かりやすく 1度UP = 1 MJ で計算しましょう。風呂を40度まで暖めたいと考えて、水道水の温度が冬は5度、夏は20度とすると、冬は35MJ、夏は20MJ必要となります。ということで、
風呂のエネルギー源 冬 夏
電気(非ヒートポンプ) 203円 116円
深夜割引電気(非ヒートポンプ) 67円 38円
都市ガス 91円 52円
LPガス 158円 90円
灯油 77円 44円
*ちなみに水代は50円くらいのようです。
LPガスで冬に風呂入ると、一回200円ちょいとなりました。なんかもっとかかる気がするんですけどね。たぶん室内で燃える場合と違って、給湯の場合はかなりのエネルギーが給湯器=室外に逃げちゃうのかな。まあしかし、どんなにかかっても400円まででしょう。銭湯は400円くらいです。よって冬のLPガス風呂と言えども銭湯よりは安いという結果となりました。
ということだが、仮にバスタブに(40℃のお湯200Lを)溜めるだけで200円で済んだとしても、シャワーで同量のお湯を使ったら、400円。銭湯と同じくらいの値段になってしまうということですねー。この計算、プロパンガスの単価を以下のように仮定しているので、その変動を大きく受けるだろう。
LPガス:1 m^3 = 450円 (地域、会社によってかなり異なる。談合などの噂も耐えない)
暖房に使うエネルギーについて
それと、水を温める以外のロスも計算されていないようだから、それも含めるともっと高いかもしれない。